猫とひなたぼっこ

ウフィッツィ美術館展

東京都美術館で開催中の「ウフィッツィ美術館展」に行って来ました↓
ウフィッツィ美術館展@東京都美術館
卒業旅行でヨーロッパの美術館を廻った時、フィレンツェのウフィッツィ美術館の印象は別格だったので、この展覧会は非常に楽しみにしていました。
都美館はいつも混むので、開館と同時に入場し、じっくり見て回りました。
とはいうものの「パラスとケンタウロス」に辿りつくまでは気もそぞろというか、そわそわと落ち着かず、集中できませんでした。

最初のブロック「大工房時代のフィレンツェ」では作品と背景と照明の調和がすばらしく、テンペラ画がまるでステンドグラスのように輝いて見えました。ボッティチェリのトンド(円の中に聖母子と天使たち)が特に気に入りました。

「激動のフィレンツェ、美術の黄金期の到来」ブロックでは念願の「パラスとケンタウロス」に再会。自然と涙が湧いて出ました。
パラスは女神なのに、その手指や足は男性的で力強く、表情は気高く優美、性別も年齢も超越した美そのもの。
衣装の細々とした装飾は見飽きることがなく、風にそよぐ一筋の髪の毛には海風を感じました。
ケンタウロスもよく見ると表情といい、ポーズといい、なんとなく可愛らしく、愛嬌があるように見えました。
近付いて詳細を見、離れて全体を見る、を繰り返し、ずっと見ていたかったけど、後ろ髪を引かれる思いで画を後にしました。素晴らしかった・・・

「マニエラ・モデルナ(新時代様式)の誕生」では、伝統的な宗教画や肖像画がより生き生きと、複雑に進化していった様を、「フィレンツェ美術とメディチ家」ではフィレンツェ美術のパトロンとしてのメディチ家の栄枯盛衰と、ウフィッツイ美術館の創立までが分かるようになっていました。

今回は「パラスとケンタウロス」に意識が集中しすぎてしまい、他の作品をおざなりにしてしまったので、もう一度見に行きたいと思っています。前売券を買っていたのに、招待券をいただいてしまったので、まだ券が余っているのです。国立博物館の庭園も開放されていることだし、上野公園の紅葉がいい時にでもまた・・・

スポンサーサイト

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する